Plant Intensive Observation Frame Kit

 

弊社初のKITを作りました:Plant Intensive Observation Frame Kit

長期間での草本等の計測に重宝するフレームキットとなっています。
現場に持ち運ぶことや屋外での長期計測を考慮し軽量かつ丈夫なアルミフレームを採用しております。
忙しいユーザーの為に同封されているステージに脚を付けるだけでその日から使用できます。

最大のメリット
長期間放置したままで手間が省けます。現場に毎日行かずにたまにデータ回収するだけです。

植物観察フレーム取り付け方はこちら

上部写真での計測に使われているセンサーは以下の通りです。
Data Logger MIJ01を使用インターバル10分に設定した場合の電池寿命284日ですので長期計測には役立ちます。
金額も掲載させていただいています。これだけの計測ができてこの値段はかなり安価です。

計測項目 センサー Price
植物集中観察フレーム POF-Kit ¥30,000
MIJ-02 LMS ¥60,000
MIJ-02 LMS R Proto(試作品:現在開発中) ¥60,000
光 (PAR or LAI) MIJ14 PARType2/K2
(MIJ15 LAI/K2も設置可能)
¥70,000
(LAI: ¥190,000)
土壌酸素 MIJ-03 Type2 ¥55,800
土壌水分量+温度 SM150T ¥45,000
葉温度 T型熱電対0.32 ¥3000
葉近傍大気温度 T型熱電対0.32 ¥3000
雨量 横河0.5mm ¥155,000
データー収集 Data Logger MIJ-01, Waterproof BOXCG9  ¥155,000
  Total:¥631,800

計測データ
計測場所:社外
サンプル:クリスマスローズ 茎:5.05mm 根:0.42mm
使用センサー:上記表全て
Memo7/14 10:00am: LM 0.1N& LMS0.05N バネ設定をLM・LMS共に0.3Nに変更

2020.07.09 to 2020. 07.13: 計測結果

植物集中観察キットとセンサーの取り付け方

1.

一番下のステージに地面が当たるまで埋め込んでください。
赤い丸の部分がすべて埋め込みます。
2.
組み立て済みのフレームをターゲットの上から被せる様に設置します。
フレームを安定させる為にハンマー等で四隅を叩き脚を埋め込みます。
埋め込みが終わりましたら植物にストレスがかからないようなるべく元の状態に戻してあげてください。
3.
計測ターゲットの高さにステージを固定しますが平行に固定するために図のにあるような物を挟み込んで四か所仮止めして下さい。
本締めする場合も必ず並行を保てるものを挟み込んで締めてください。
4.
 
真ん中のステージのセンサーポジション調節バーにセンサーを取り付けます。
(センサーを付ける位置などはユーザーの好みで変えていただいて構いません)
LMSのステーをエプトシーラーで茎に装着固定します。
本体をステーに入れ込みインシュロックでLMS本体をバーに固定してください。
LMS装着方法詳細はこちら
*LMS装着時、初期テンションを与えることを忘れずにお願いします。
5.
 
次に埋没するセンサー類を設置します。
土壌がを掘りやすくするためにじょうろ等を使い土壌を掘りやすい状態にします。
6.
ターゲットの根を測りますので図りたいサイズの根を選び図のように根を挟みこみます。
必ず挟み込んでいるのを確認し埋没して下さい。
埋没する際、ケーブルコネクターを埋めてしまうとケーブルが繋げられなくなるためケーブルをつないだ状態で埋め込むのが安全です。*写真の物は、試作段階です。現在、開発中ですので販売まで暫くお待ち下さい。
7.

SM150T とMIJ03も図のように埋め込みます。
MIJ03に関しましては必ず垂直に埋め込んでください。
8.

葉温度と大気温度を測るために熱電対を取り付けますこの時、葉温度用の熱電対は茎と熱電対をエプトシーラーで写真のように固定し熱電対が葉から離れないように固定して下さい。
葉近傍大気温度用の熱電対は葉に触れないように設置しますので写真のようにのように葉温度用の熱電対を固定した少し下にエプトシーラーで固定して下さい。
9.
最後にPARセンサーを設置します。
PARセンサーには水準器がありますので三か所に設置してあるとがりねじの高さを変えながら水平に設置して下さい。
ケーブルはフレームに沿わせてインシュロックで固定して下さい。
10.
雨量計の設置も忘れないようお願い致します。
これも忘れがちですが防水ケースを閉める前に必ずシリカゲールのジッパーを開けた状態で閉めて使用して下さい。