Delta-T 土壌水分センサーWET2 & WET-KIT

土壌水分センサーWET2 & WET-KIT

特徴

  • ・計測に要する時間を短縮でき、演算値の出力も含めて5秒で全ての測定完了
  • ・計測コストを削減します。1本で体積含水率・ECp・土中温度を計測可能
  • HH2と組合わせると、一日で数百点もの土壌状態を容易に計測可能

     (WET-2/d,HH2、スペアバッテリー、携帯ケースがセットになったWET-KITもございます)

WETセンサーは1本で3役: 土壌水分・間隙水伝導率(EC)・土中温度
このWETセンサーは園芸、土壌学研究、植物工場などで重要なパラメータである土壌水分・間隙水伝導率(EC)・土中温度を同時に 測定できます。従来は各々の数値を測定するために土壌水分センサー・ECセンサー・温度センサーを準備し、データロ ガーに接続する必要がありましたが、WETセンサーでは3つの数値を1本で感知・分析が可能です。誘電率、ECb(ECのバルク値)、温度を計測することで、体積含水率、 ECp(植物が利用可能な間隙水の伝導度。ECbより実用的なパラメータ。Pore Water Conductivity)を内部で演算し、出力することにより演算結果をグラフで簡単に確認できます(下記図)。

Wet Kit

WET2 仕様

耐水性能 IP68
温度範囲 0~50℃
誘電率周波数 20Mhz
供給電圧 DC6~10V(38mA, 2.5秒間)
応答速度 5秒(ただし温度は設置後約1分)
測定可能量 ~500ml
外形寸法 55×45×10mm
ロッド寸法 φ3mm、68mm
重量 75g
精度/分解能 ・ECb: ±10 mS・m-1 / 1 mS・m-1

・温度: ±1℃ / 0.1℃

・誘電率:±2.5 / 0.1

・体積含水率: ±0.03m3・m-3  / 0.001m3・m-3 (演算値)

・ECp:上記表を参照 / 1 mS・m-1(演算値)

計測範囲 ・ECb :0~200 mS・m-1

・温度:-5~50 ℃

・誘電率:1~80%

・体積含水率: 0~1m3・m-3(演算値)

・ECp: 上記表を参照(演算値)

WET2 応用例

  • 植物工場: 
    植物工場で用いられる手法の一つに滴下施肥法が上げられますが、この場合、栄養素を含む溶液を定期的に供給します 。その濃度は、人工土壌の体積含水率、ECpをモニタリングしながら、肥料を調節しています。WETセンサーはこの重要な役割を担う用途に適しています。
  • 土壌塩度: 
    塩分を含んだ河川の水を潅漑用水として利用する場合、長期に渡って土壌塩分が上昇するケースが見られ、この現象は 塩害を招きます。WETセンサーは伝導度ECの測定によって、この影響をモニターできます