波長感度特性・スペクトルエラー

MIJ-14PAR弐型/K2-アンプレス

光合成有効放射(PAR)の評価は400〜700nmの光量子フラックス密度(PPFD)の測定によって行われています。一方 、植物の葉は700nm以上の赤外域の光量子を良く透過するため、植生内では光合成には利用できない赤外域の光量子 NIR-PFD(Near Infrared Photon Flux Density)の比率が高まります。日中の晴天時にはNIR-PFD/PPFDは0.9位である のに対して植生中では6.0近くまで上昇するので、NIR-PFDを少しでも感じてしまうセンサーでは植生内の正確なPPFD の測定が行えません.K2型では、ハイエンドユーザーの要望を理由に、MIJ14の初期型(絶版)で採用した、UV/IRカット 蒸着フィルター+色ガラスHOYA-LB40+Si素子の組み合わせによる調色感度を再現しています。実際の感度特性は以下 のように、ほぼ理想的な特性を実現しています。