メンテナンス、分解方法

内部薬剤と拡散板の交換目安と手順を示します。

対辺2.5mmのヘックスレンチを使って、底面のネジ3カ所を外します。

ベースを外します。通常は何故か本体側にOリングが残りますので、無くさぬよう注意。

乾燥剤の交換手順は、前記1＆2は共通作業です。
ここで水平器側中央のプラスチックキャップを外します。
このまま引き出すと中の薬剤がこぼれますので、ステップ4、5に従ってください。

水平器を図のように逆さまにし、プラスチックキャップを引き抜きます。ヘリに爪をかけ、鉛直下向きに引き出します。

内部にモレキュラーシーブとシリカゲルが入っています。
モレキュラーシーブは水を吸っても変色しないので目視では判断できません。
シリカゲルの色が変色している場合には交換します。黄色は乾燥した色です。
交換後は、前記の逆の手順で組み立てて終了です。

拡散板は容易に交換できます。大きな傷などを付けてしまった場合以下の手順で交換します。
交換による校正値のずれは±5μE未満です。
対辺2.5mmのヘックスレンチを使って、トップカバーのネジ3カ所を外します。

UV/IRフィルターと拡散板の内側は触れないように注意します。
拡散板の下にOリングがありますので、紛失に注意してください。

8.
組立は上記の逆の手順を踏みます。得にOリングにはゴミ、埃が噛まないように注意すべきです。
Oリングに、バキュームグリスを再塗布するのは、防水性能に関して、より良い結果を生むでしょう。